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夏の影と影
作詞 syarin
夏の陽射しを浴びて 焦がれた淡き思い出
蝉時雨が降るこの道を 不安もなく駆け抜けた

ありきたりな日々の中 絡めた小指が解けぬように
なんども確かめ合った まるで無邪気な子どものよう

君と記憶を重ねる度 小さな癖も移りあった
今君のいない部屋で 変わりゆく景色の中 大粒の涙で溺れたよ

僕たちは疑いもなく 最初から未来を信じてた
繋いだ手と手は震えたまま 小さな虹を描いて離れ離れ
見えもしない 聞こえもしない明日へ向かう小さな影と影

夏の風に吹かれて 加速していく二つの想い
梅雨時の並んだ傘は いつか一つの小さな傘と交わった

不器用な言葉を揃えて 口先だけの永遠を創った
それでも君は笑ってくれた まるで無邪気な子どものよう

君と記憶を重ねる度 くだらない嘘も言い合った
今君のいない部屋で 遠い空を見つめる 滲んだ青が切ないよ 

僕たちは迷いもなく 最初から未来を信じてた
腫れた目と目は赤く染まって 小さな後ろ姿を見つめたまま
望みもしない 見えもしない それぞれの道へ向かう影と影



期待外れの雨の中 空っぽの傘の中 残された二つの想い
いつか晴れた空の日 離れ離れの僕たちに降りそそげよ


僕たちは疑いもなく 出会った時から信じていた
離れた手と手がまた結ばれるように あの日々を忘れはしない
見えもしない 聞こえもしない明日へと旅立つ影と影は小さくなっていく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夏の影と影
公開日 2013/07/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
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