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約束の花
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作詞 syarin |
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何億光年前からも決められた僕らの歴史
溢れそうな人ごみの中 見つけられた二人
頬を染めてく二人は微妙な距離を保って歩いた
空白を埋める言葉がこんなにも不器用だったなんて
気が遠くなるほどの長い飛行機雲の果てに
あの日見た眩しいほどの笑顔が今日も輝いてる
全てを抱きしめたその両手から溢れた青の雫
まだ君はぽろぽろ泣いているんだろう
枯れることも忘れて揺れ続ける一輪の約束
どうか 今だけは「意味」を忘れて
咲き誇っていてほしい
殴り書きのまま時間が止まった僕らの物語
通り過ぎゆく冷たい風の中 小さな温もりが繋いだ
無力な右手が彷徨い辿り着いた寂しそうな左の掌
傷つけないように触れていたつもりなのに なんで震えていたの?
気が遠くなるほどの微かに光る星の果てに
あの日小指で結んだ不確かな想いが今日も夜空に流れる
デタラメな優しさで突き放した愛しい影
まだ君はぽろぽろ泣いているんだろう
できれば君へ繋ぐ勇気をこの右手にください
どうか 今夜だけは「過去」を忘れて
夢の中で泣いていたいよ
曖昧な言葉で優しさのフリをして傷付けた
寂しそうに笑う君を抱きしめられなくて
その度繰り返される後悔の渦に呑まれていく
どうか 今日だけは「全て」を忘れて
ただ君に逢いたい
枯れることも忘れて揺れ続ける一輪の約束
どうか 今だけは「意味」を忘れて
咲き誇っていてほしい 待っていてほしい
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