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あなたの椅子はもうない
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作詞 syarin |
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いつの間にか世界は廻って 一人の夕暮れ創るの
柔かい陽射しの中で あなたと手を繋いだ
いつも温もりを求めるのは 降り続く雨が冷たいから
悲しみの渦の中で あの人の帰りを待つよ
大好きだった音色が 途切れたまま時間が過ぎて
空っぽのままの椅子は 優しさを残してホコリまみれになった
もう声は届かない 愛を忘れたい あなたの椅子はもうない
揺れ続けた二人のシーソー 今はもう傾いたたまま
もう声は響かない 夢を忘れたい わたしの隣はもう何もない
振り続く二人の雨の隣に どうか七色の橋を架けて
いつの間にか世界は晴れて 綺麗な星を魅せるの
静かな蒼色の中で あなたと眠りについた
朝目が覚めたら笑顔が写って 温もりが佇むテーブルの上
言葉はいらないから ただ触れていたいだけ
見えもしない明日が いつだって待ち遠しくて
空っぽのままの椅子は 温度を忘れずいつまでもそこにある
いま声が聞きたい 愛を知りたい でもあなたの椅子はもうない
揺れ続く二人の不器用な心 今はもう乾いたまま
もう声は響かない 夢を追いかけた あなたはもう隣にいない
降り続く一人の雨の隣に どうか綺麗な橋を架けて
壊れてく記憶たち 隙間を創った日々 埋めたくて塞ぎたくて
こぼれ落ちた二人の青春は鮮やかなまま 見えなくなっていく
もう声は聞こえない 愛を忘れたい あなたの椅子はもうない
揺れ続けた二人のシーソー 今はもう傾いたたまま
もう声は響かない 夢を思い出した あなたはもう隣にない
それでも降り続く雨の彼方 濡れっぱなしのわたしの隣にきてほしい
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