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嘘が咲いた日
作詞 syarin
青い空 柔らかな風に吹かれながら
僕らの言葉は消えてしまった
澄んだ青のような心のままなら
いつだって本音はすぐに出てくるのに

優しさを求めて彷徨っては汚れて
いつの間にか君にまた出会う頃
僕は偽りを飼い慣らしてた

泣いたね 僕には理由が分からなくて
トゲの付いたセリフで君を突き差した
もうあの頃には戻れないのかな
君は君らしく 僕は僕らしく
着飾った二人のカラダは前より醜いな


白い雲の隙間に微かに見えたのは
僕らを綺麗に彩った記憶たち
一ページの中に詰められた光は
眩しくて切なくて二つの影を遠ざけた

安らが欲しくて立ち止まっては泣いて
君とを繋いだ左手が枯れる頃
瞳から小さな花火が零れた

泣いたね 僕にはそれしかできなくて
歩いていく内に二人の跡は滲んで消えた
もうあの頃には戻れないのかな
君は君らしく 僕は僕らしく
不器用な音のない声で叫んだよ



もう一度君の温度を思い出させてよ
触れた指先に温もりを 錆び付いた自転車の荷台に重みを
綴ってきたアルバムの続きに言葉を
僕となりに君を




泣いたね 嘘を咲かせた日 君が去った日
振った右手の意味を 笑った最後の意味を
僕は今になって分かったよ


もうあの頃には戻れないのかな
君は君らしく 僕は僕らしく
お互いのいない世界を生きていくんだね

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 嘘が咲いた日
公開日 2012/08/02
ジャンル その他
カテゴリ その他
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