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嘘が咲いた日
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作詞 syarin |
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青い空 柔らかな風に吹かれながら
僕らの言葉は消えてしまった
澄んだ青のような心のままなら
いつだって本音はすぐに出てくるのに
優しさを求めて彷徨っては汚れて
いつの間にか君にまた出会う頃
僕は偽りを飼い慣らしてた
泣いたね 僕には理由が分からなくて
トゲの付いたセリフで君を突き差した
もうあの頃には戻れないのかな
君は君らしく 僕は僕らしく
着飾った二人のカラダは前より醜いな
白い雲の隙間に微かに見えたのは
僕らを綺麗に彩った記憶たち
一ページの中に詰められた光は
眩しくて切なくて二つの影を遠ざけた
安らが欲しくて立ち止まっては泣いて
君とを繋いだ左手が枯れる頃
瞳から小さな花火が零れた
泣いたね 僕にはそれしかできなくて
歩いていく内に二人の跡は滲んで消えた
もうあの頃には戻れないのかな
君は君らしく 僕は僕らしく
不器用な音のない声で叫んだよ
もう一度君の温度を思い出させてよ
触れた指先に温もりを 錆び付いた自転車の荷台に重みを
綴ってきたアルバムの続きに言葉を
僕となりに君を
泣いたね 嘘を咲かせた日 君が去った日
振った右手の意味を 笑った最後の意味を
僕は今になって分かったよ
もうあの頃には戻れないのかな
君は君らしく 僕は僕らしく
お互いのいない世界を生きていくんだね
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