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一から百まで数えてたんだ
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作詞 syarin |
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一から百まで数えてたんだ
闇から覚めた瞬間
眩しいほどの陽が差し込んで 高まる鼓動抑えながら
僕は短くて長い旅に出たんだ
いつだって一人は寂しいんだ
木陰に見えた微かな影
それで隠れたつもりかい? 僕は見逃しはしない
高らかにお前の名前を叫んだ
日が暮れてしまう前に 探し出さなくちゃ
僕が嘘を並べて歩いた場所にはいっぱい涙が降った
小さな水たまりに反射して写ったのは
無表情で寂しげないつもの僕だった
カラスが不気味に泣いたんだ
静けさに染まる街
誰もが肩を落としながら 来た道を帰っていくよ
僕は誰を探せばいいの?
いつの間にか一人が慣れたんだ
草むらに見えた貧弱な影
お前だって分かってる 僕は妥協なんてしない
誇らしげにお前の名前を叫んだ
陽が暮れてしまう前に 終わらさなきゃ
僕が吐き捨てる言葉はいつも誰かの心に突き刺さった
いつだって赤い血に怯えるくせに
僕はそれを繰り返した
一から百まで数えてたんだ
一人で強がった
でもやっぱり泣きたくて 泣きたくて
このまま目を閉じていたくて
僕の肩にそっと触れてくれたんだ
それは確かなんだ
陽が暮れてしまう前に お家に帰ろうよ
僕が笑ったから野良猫がついてきたよ
僕らは手を振って また約束をした
明日こそは見つけてやるさ
全力で走ったら野良猫はついてこなかったけど
寂しくなんかないよ
一人じゃないから 明日あいつらと遊ぶから
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