|
 |
|
「もういいよ」
|
| 作詞 syarin |
|
１から10まで数えてたんだ
いつの間にか一人ぼっち
もうすぐで日が暮れそうだ
短くて長い旅が今始まる「もういいかい？」
オレンジの光は優しくて
小さな背中を照らし温める
心地よくて寂しくて
このままどこか遠い世界に連れて行かれそう
彷徨いながら探したんだ 愛しい面影を
伝わらなくても届かなくても 必死で探したんだ
怯えながら震えながら響いた「まあだだよ」
夕暮れのチャイムが鳴ったんだ
それでも終わらない僕の旅
もうすぐで月が顔を出しそうだ
勝手に帰ることは許されない「もういいかい？」
今夜は少し肌寒くなりそうだ
体温を求めて歩き出すよ
泣きたくて切なくて
こんな僕と同じ想いをしてくれてるといいな
今夜の月はきっと綺麗だから
二人で手を繋いで帰ると決めたのに・・・
彷徨いながら探したんだ 懐かしい面影を
触れられなくても聞こえなくても 君を探したんだ
掠れながら震えながら響いた「まあだだよ」
１から10まで数えていたんだ
目を閉じたら見えないものも見える気がして
目を開けた瞬間大粒の雫が視界を濁らして
苦し紛れの「もういいかい？」
どうやら歩き疲れたみたい
呼吸も底を尽きそうさ
幻でもいいから最後に笑ってくれよ
そんなコトさえももう届くはずもなく
夕暮れの彼方に消えてしまった影
彷徨いながら探し続けたんだ あの日の二人を
日々を潤してくれたのは君で 体温をくれたのも君で
そんな思い出は星と空の向こうに消えていく
何年経っても待っているさ あの日のままの二人を
もういいかい？
|
|
|
