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友達へ 『また逢えるその日まで』
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作詞 覇魏the尉流 |
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夏の終わりを告げたとき もう一つの終わりが
僕の前に訪れた 君がこの日を最後に旅立ってしまう
遠いところへ飛んでいくんだ 僕のいない世界へと
離れたくはなかった 僕がいじめられていたとき
いつもそばにいてくれた いつも支えになってくれた
涙を流せた唯一の友だったんだ ずっと僕をみてくれた
君が旅立つ3年前 僕と交わした約束覚えてる?
果たせなくなってしまったけど 僕は今でも忘れない
あの夕日の照らす停車場で バスの扉越しに
君は笑って答えてたんだ
君と過ごした少年時代 とても楽しかったんだ
公園で泥だらけになって遊んだね
夜遅くまで遊び疲れて お母さんによく怒られてたね
泣きっ面がくしゃくしゃで よく笑い合ってたよね
そんな思い出も 今日限りで終わってしまう
君になんて伝えよう 何の言葉も浮かばなくて
夜遅くまで暗闇の頭を 張り巡らして
最後に遊んだ僕らの記念日 僕らが仲良くなれた場所で
僕らの思い出蘇るように 明日のない友達日記を
一ページずつ浸ってた 楽しかった思い出を
君が旅立って数年経って 僕らの思い出消えてるのかな?
君と築いた僕らの歩み 何もなかったように無くなるのかな
僕は絶対忘れない 君がいたこと覚えてるんだ
だってまた会いに行くんだから
僕と君の約束 一緒に叶えようと誓った夢
『二人で遠くまで飛んでいこう』
最初の踏切 僕らの言葉で飛ぶんだ
『ファイト!グレイト!』 何かする前の合い言葉で
夏が終わり君との別れが近づいて 僕は何故か笑顔でいたんだ
いなくなってしまうのに 不思議と気持ちは清々しかった
君も同じように笑っていたね 僕らはお互いわかり合えた
涙流すより僕らはずっと友達だってわかっていたから
嗚呼 君が旅立つ時 『これからも友達だからな』
笑顔で手をふり 『また逢おう』
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