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帰路
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作詞 Paradox≠List |
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あなたが涙を持ち帰った夜の路
どれだけ険しく長いモノだっただろう
震える肩を引いて抱きしめれば良かったのに
強がりの僕は素直に受け入れられなかった
同じ歩幅で歩くという二人のルール
先にその見えない約束を汚してしまった
何度も後悔しても失った心は帰らなくて
僕は独り外れた路を歩んでいる
寂しかったのはきっと僕の方じゃなくて
何もかも満たされないあなたの方で
気付くまでの時間が足りなかったみたい
壊れそうなのは確かに僕の強がりじゃなくて
ずっと支え続けてくれていたあなたの強さだった
同じ日々を過ごすことに慣れていたから
空いたままの心を埋める術が見当たらない
失った時間ほど大切なモノはなかった・・・
僕のせいで哀しみの感情覚えさせたね
今さら優しさ見せても傷跡は消えない
そんなこと解っていてもすがることしか
僕の罪の痛みは和らげられなくて
キズナを胸に刻んで歩くというルール
知らず知らずに踏みにじってしまった
あの頃はなんて笑い話に出来ない今を
いったいどう生きて行けばいいんだろう
寂しかったのはきっと僕の方じゃなくて
何もかも満たされないあなたの方で
気付くまでの時間が足りなかったみたい
壊れそうなのは確かに僕の強がりじゃなくて
ずっと支え続けてくれていたあなたの強さだった
隣にいて当たり前だと思っていたから
あなたの空間を満たす術が見当たらない
失ってから気付いたことはあなたの存在そのモノ
大切な人がいない帰り路
ふいに涙が輪郭をなぞった
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