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願い、後悔
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作詞 東雲綾乃 |
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光が灯る 街が煌めく
空から白い雪が舞い落ちてきた
家から笑い声 暗い夜道
僕をのみこんでいく 広い大空さえも
数年前 君がくれたマフラー 僕の好きな、青色の
どうしてちゃんと君を見ていなかったのだろう…。
後悔が積もってゆく
手を繋いだまま 君を見失わない様に歩いた夏祭り
最期だった去年のあのクリスマス 凄く嬉しくてつい抱きしめた
どうかこの記憶が 儚い雪と消えることがないように
明かりもつけず ベッドに倒れこむ
開いたカーテンから月明かり 差しこんで
青く照らして 虚しくさせた
僕は嫌で 枕に顔押しつけた
桜咲く春 君と一緒の桜並木 淡い色が視界を舞う
あの日から遠ざかる僕は手を伸ばしても触れられない
砂浜を走る君が眩しかった 太陽は笑って見守ってくれてた
土砂降りのあの日 岩穴に逃げ込む 二人で
どうかあの温もりが 儚い夢みたいになくなることがないように
この手を伸ばしても 届かないのならば
僕はどうすればいいの?
触れあってた指先が 幻のようにはじけて消えた
どうかあの体温(ぬくもり)が 儚い夢みたいに 儚い雪みたいに
なくなり消えてしまうことがないように…
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