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ハルジオン
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作詞 鷹雅 |
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憂鬱な日々を支えるのは 僕が愛したバンドの愛した歌だけ
一度考えてみたんだよね 歌って何故人を変えられるのだろうか
そもそも歌って何だろう 根本的な所から疑問に思う
演奏だけで聴くならばそれは音楽
歌詞だけで考えるならそれは国語
「歌−音楽=国語」ならば
「歌−国語=音楽」だろう
だから二つを足して考えてごらん
「音楽+国語=歌」
これが僕の考える歌の答え
だけどやっぱりプロはプロで
僕の答えの「音楽+国語=歌」も
通用するわけもなかった
そう、プロは「音楽×国語=歌」だった
だから僕の考えは甘かった
でもね前向きに考えてみよう
プロは花屋にある美しい薔薇だったら
僕は道にある小さな草でいい
どんな困難にも負けずに
雨にも風にも負けずに
努力をして努力をして
いつか白くて素朴な花を咲かせてやるから
僕は薔薇にはなれないから
いつか個性をさらけだして雑草らしくやる
だから皆、この僕を見てください
最初は騒音と受けとってもいいから
だから皆、この僕を見てください
最初はその耳に入るだけでもいいから
いつしかその騒音を歌として受けとめてくれるなら
僕は薔薇以上の雑草になってやる
どんな暴言にも負けずに
雨でも風でも打ち勝って
挫折してもやり直して
いつか世界一の雑草になってやるから
僕は薔薇にはなれないから
雑草が薔薇より綺麗で美しく見してやる
だから皆、この僕を見てください
最初は雑音と受けとってもいいから
だから皆、この僕を見てください
最初はその口で言うだけ言っていいから
だから僕は、これからも歌を歌う
いつしかその雑音を歌として見てくれるなら
いつしかその雑草が綺麗な花を咲かせたなら
僕は薔薇以上の雑草になってやる
そしてこの僕を見てくれる人がいたら
僕は歌を歌い続けてみせるだろう
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