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本当はね。
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作詞 凛句 |
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本当の自分なんか わからなくていい
みっともないから
生きてることすら もう意味のないことだろう
この世から自分から消えていく人は何人いるのかな
僕はその中の一人になりたいと思ってるんだ
複雑に絡み合う命の糸が今途切れそうに風に揺れた
このまま生きて 灰になるくらいならば
自分から この風にのって消え去ってやろう
このくだらない 現代社会の渦の中に一人うずくまるくらいなら
僕は・・・僕は・・・ 生きてはいけないだろう
誰にも必要とされず
そして 誰からも愛されずに生きていく
僕はそうだった
人や動物は愛されるためにあるとして
僕はどうなんだろう?
誰かのために愛された? それとも 誰かを愛せたのかな?
わからない わからないよ
このまま消えてなくなれば 楽になれるのに
命ある物はいつか輝きを失うのかな?
だとしたら 僕はもう輝きなど放たない 灰
存在価値の見えない 心が薄れる
薄紅色の唇が 自分に言う
「消え去りたい」
守り抜く物などない
本当はね 本当は 生きていたいのに
求められる物がおおすぎて 偉大すぎて
僕の心は癒えないんだ
歩き出せる道なんかありゃしないだろ
もう 信じるものなどないのだから・・・。
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