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四月の幸福の日
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作詞 有真澪 |
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生まれて来た時から知っていたはず
混血の呪いが私を蝕んでゆく
人と「」の葛藤のなか戦った…
幸せなんだと思いたかったから
父が私の頭を撫でて
母は私に絵本を読んだ
ありふれた幸せが其処にあった…
冬のような 悲しみが覆い尽くしても
私達大丈夫でしょう 温もりで乗り越えよう
命こそ 私の 大切な 記憶の糸でした…
闇夜から生まれてきた一人の娘
純血の瞳には赤い星が浮かび
悩み妬みあるいは闘争心
そんなことも幸せなんだと思う…
母は異形の翼羽ばたかせ
父は旅立つ遠いあの空
私は何も知らず父を待ってた…
冬のような 哀しみが心尽くしても
私達耐えてみせるから おとうさん帰ってきて…
母は私に秘密で訪れる 墓地まで 花束を抱えながら
幸せだったあの日はもう来ない
そんなの気づいてた
なのに無邪気な心が其れを否定する………
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