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儚人形の運命
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作詞 有真澪 |
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千年ほど前から想っていた
募るばかりで告げられなくて
愛しているだなんて知らなかった
縺れる足が現実を告ぐ
もう一度chanceをお与えください
「もし」という言葉が哀しくて
空に仰ぐ掌が君を包んで
傍らから見守るだけの自分――
あんなにも美しい 人形は何処にもない…
まどろむ月を見上げながら想う
あの人はとても強いお人
愛しているだなんて思わなかった
燻らす瞳がすべて壊す
もう一度生まれ変われるならば
私は人間になりたかった
恋をして楽しく生きるだけでいい
こんなにも残酷で暗い人生――
あんなにも気高き 人形は何処にもない…
哀しき2つの人形(壊れた2つの人形)
寄り添う合う人形(破壊し合う人形)
貴方に(貴方に)伝えられぬ
壊したい(愛したい)美しい調べを
たましいが(疼いたら)口づけを
その時(分かる)破壊すべき心臓を
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