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残月の夜、祝福の聲がする
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作詞 有真澪 |
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夢だったんだ
今までの悪夢は
恋だったんだ
今までの宵闇【夢】は
どこまでも(満ちて)広がる僕の世界
満開の(花弁)堕ちていく此の世界
授かるべきものはすべて破り捨てた
もどかしい概念から過ちを犯した
刹那 舞い降りる天使の羽
孤独 擦れ違う輪廻の今宵
愛されるが故に愛されない事を知らず
愛されないが故に愛する事を知らず
憎しみ合い削れていくのだろう
愛欲に燃える度
照らした道はずれてゆくのだろう
誰も知らないまま…
絶対はこの世にはないと―――
失敗がこの目には見えず―――
有るがままの自分さえ 見えないのだろう
ないがしろにした結果 こうなったのだろう
夢だったんだ
今までの悪夢は
恋だったんだ
今までの宵闇【夢】は
道標を失くしたから進めないんだ
見ようともせず進んだから進めないんだ
ごめんなさい―――
私に歩むべき道をください
ごめんなさい―――
私にやるべき事を教えてほしい
滲んだ血か滴って
往く先を示す
選ばれし光の筋
お前を導く
嗚呼…何故人は見えないのか?
嗚呼…何故罪を犯したことも―――
聴こえないまま―――
祝福の宵闇の中で聲が聴こえる
愛される事が条件だ、愛する事も
祝福の宵闇の中で聲が聞こえる
愛する事が条件だ―――――そして愛されよと
父の遺言を受け賜ろう…
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