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作詞 Schrödingerの猫 |
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その場凌ぎの様なきれいごとを言うつもりはない
どこまでも続く因果から因果の鎖を途絶えぬまま突き進む
聴け 耳は二つもある
見ろ 眼は二つもある
国、文化、時代、宗教、価値観は違えど探し求め欲満たす故に人の心枯れんことを胸に刻み
己の欲せざる所は人に施す勿れ
西暦2009年現在、才能の種を金で買われ変える世の仕組み
同年8月現在、祭り上げる操り人形はスポットと札で糸は簡単に切れない
同月15日現在、相も変わらず陰照らす陽の影が群衆を支配する
同日12時00分現在、302号新宿両国線ベンツが通過
切なさが刹那の如く連続して60もの弾が心を撃つ
黒の誇りはホコリとなり、いとも容易く色を変え諂うカメレオンと化した
我先にと目の色を変え、表情を変え、格好を変え、それこそあらゆる本来の部分を変えもぎ取る欲
その良し悪しは比例しながら進行し現在に至った
善悪、鶏と卵のような関係も近年では卵が割られていたりする
部分的に目で見る安全と幸せと、無関係と思わせる工作が首を絞めてる
旗を掲げる前に金を抱える日の丸、大日本帝国、この国のことだ
欲するが為についた嘘が影響を及ぼす偏見、否定的価値観、自傷、ミュンヒハウゼン、人格までもが狂い始めた
簡単な話、芸術より技術、才能より万能、思考より流行、金とコネ
これらを牛耳る権力者、マリオネット、オーディエンス
ゼペットとピノキオは空想だということだ
現に巧言だらけのCDが溢れ返ってる 近いうち10円で売られて終焉ってオチだ
この歌は「皆同じ空の下」などという安物でもなく簡単なものでもない
俺らは皆別れた大陸、そして国の上にいるんだよ
そんな言葉で一括りに出来る世界じゃないんだ
ペンを持たないシンガーが国歌を代表してるようじゃいつまでたってもリードは解けないな
音 言葉が人に与える感情が死すとも心の断片に残るように
虚飾で歌いメディアに踊るシンガーに紙とペンを
流行で聴き鵜呑みにするリスナーに言葉と音を
哲の雨を待つ
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