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橙カタルシス
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作詞 せろ。 |
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その箱は呟いた
「空には何があるの?」
私は答えたんだ
「きっと天国だよ」
地面から生える雑草
私は飛べなかった
みんなとお揃いの
色になれなかったんだ
さあ泣いて、泣いて
もうここから終わらせてしまおう
さあ鳴いて、鳴いて
橙に染まるこの町が何故
こんなに憎く思えるのだろう?
靴をそろえたあの日は
もう遠い遠い記憶
想いを寄せたあの子の
醜くゆがんだ顔
私の名前は「雑草」
私は飛んだんだ
みんな、覚えてるかな
私はまだ
ここにいるよ
ただ泣いて、泣いて
あの日を後から悔んでるの
ただ想ってただけなの
それなのにこの想いは何故
踏みにじられて捨てられたの?
もう、泣いた、泣いた
逃げ出した足は地を蹴らない
あの子は今どうしてるの?
私の事、覚えてるかな・・・?
さあ泣いて、泣いて
この終わりを終わらせるんだ
叫んで、叫び続けて
あの日憎く思った橙へ
さいごの言葉を囁いた
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