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かぐや姫
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作詞 雲雀桃姫 |
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ちょっと勝手に月なんかに帰さないでくれるっ?
「お高くとまってるワガママ姫」
誰よそんなこと言い出したのはっ?
「火鼠の衣」、「竜の首の珠」
手に入らないならはっきりそれを言いなさいよ
それを言ってその後に
「それでも僕はあなたが好きです」って言いなさいよ
それなのにどいつもこいつも
どうして「嘘もの」を持ってくるの?
結局あなたたちが欲しいのは
「気高くて誰も落とせない美しい姫」
だれも私が好きなわけじゃない
「かぐや」は誰も見てくれない
和の国の姫だからってどうじて王子様を待ってちゃいけないのよ
白馬に乗って、王冠をかぶって
笑顔がまぶしい王子様に私は出逢いたいのっ
ずっと私を大切にしてくれる人と一緒になりたい
いつでも私だけ見てほしい
ほかの子に「好き」だなんて愛を囁く人なんか嫌いよ
「使者がやってきて月に帰ってしましました」
そんな終わり方ってないわ
お姫様はHAPPYENDって決まってるのよ
私はまだ出逢っていないのに勝手に終わらせないでっ
でも・・・「王子様」は現れる気配がしない・・・
(もう諦めたほうがいいのかしら・・・?)
そんな時
「綺麗な月だね」
隣からあたたかな声
この人だわ、私の運命の人はっ・・・・
これから始まる気がする
切なくて暖かな恋が
きっと掴んでみせるHAPPYEND
だって私はお姫様なんだもの
月なんか帰らない
最後のページは自分で決めるわ
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