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相対的リアリスト
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作詞 銀翼 |
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何だか怠いままの身体
起こして今日も始まる
飛んでいきそうな意識
必死にひきとめ顔を上げる
無気力な寡欲 携えて
我欲に埋まる 街を歩く
右手には 薄い教科書と
左手にケータイだけ持って
曖昧なプロパガンダに
振り回されて くたくた
どれを信じればいいのか
根拠もないまま 取っては捨てて
疲れた 今日は もう 休もうか
生温い風がカーテンを
揺らして欠伸を運ぶ
時計に視線をずらし
「あと10分もあるのか(´・ω・`)」
幼稚な会話のキャッチボール
ねぇ一体、何が変わったの?
名札つけて 堂々と
繰り返す 無意味なループ
子どもの喧嘩みたいだ
いや子どもの方が賢いな
迷いながら向かうのは
誰が幸せになる為の世界?
明日もまた きっと 退屈だ
のらりくらりと 時を渡って
それでも地球は回り続けて
代わり映えしない明日に
希望を見出せはしないよ
四角い窓に ぼんやり映る
300分の1秒前の僕は
何だか今より 子どもに見えた
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