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旅路の果てには
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作詞 must |
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その昔
ある一人の少年がいた
少年には夢があった
夢を叶えるため
少年は旅に出たという
暗く長い道を歩き
強い雨にうたれ
それでも少年は歩き続けた
胸に掲げた大切な夢があったから
道行く人々は
少年が転んで
足を引きずり血を流しても
見て見ぬふりをした
少年は歩き続けた
悔し涙を流しながら
道は果てしなく続き
夢は叶うことがない
それでも終えることはできず
ただ前に進む
いつか少年は足を止めた
空を見上げ
息を吸い
それに終りが来たことを知った
少年は人々が想像したことを
創り上げた
空は青く澄んでいて
人々は微笑んでいたけれど
風は少年をさらい
少年はもう二度と動かなかった
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