|
|
|
destructions
|
作詞 Megmeg |
|
わずかに息を残す森が
消えていくのを横目に見ながら
繁栄のため利益のためと
払った代償が追いかけてくる
果てしない人の欲望に
血を流すものはいつも話せない
世界はどこへ向かうの
失くしたものは戻るの
大きすぎる火の玉は
あの日の二度だけでいい
濁って澱む低い空
生命が苦しむ暖かい海
遥か昔は息づいていた
誰のものでもないはずだった
大地に線を置きそれが人々の
心を失わせ争いも絶えず
家も町も焼き尽くし
夕日見て途方に暮れる
幼子の目に映すのは
美しい世界を願う
地上に点る星が増え
夜空に点る星が減っていく
世界はどこへ向かうの
失くしたものは戻るの
大きすぎる火の玉は
あの日の二度だけでいい
わずかな森に暖まる海に
澱んだ空に誰か気付いてよ
物言わぬものの悲鳴を聞いてよ
罪なき人の嘆きを聞いてよ
流れる涙は弱いものばかり
後悔は要らない取り返しはつかない
燃え尽きた後に愛する人を探し
全てが傷つき彷徨い歩く
目に涙をたたえ自分を責めながら
いつまでも友の墓前に跪く
生きててごめんね
生きててごめんねと
世界はどこへ向かうの
失くしたものは戻るの
大きすぎる火の玉は
あの日の二度だけでいい
|
|
|