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チョコの詩
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作詞 suzu |
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僕は誰から見ても どこにでもいるような一人だよ
真ん中の棚の片隅で 今日も狭い世界を見上げてる
でも今日だけは特別 目立たないようにしてたつもりたけど
偶然君に選ばれた
どうやら僕は 他の誰かに手渡される運命にあるみたい
君の手の中で溶けちゃいそうだよ
触れたその温度で
できることなら何だってやるよ
それが僕じゃなくても 構わない
こう見えても 甘さだけが仕事じゃない
僕はどこから見ても 変わらない中身の一人だよ
今は君のカバンの底で 見たことない世界を見上げてる
でも今日だけは特別 目につくように そのつもりはなくても
初めて君に選ばれた
どうやら僕は 君の大切な人へのプレゼントになるみたい
君の手の中で砕けちゃいそうだよ
強く握り過ぎて
できることなら何だってやるよ
それが君だからってわけじゃない
こう見えても 割られるだけが特技じゃない
今 できることは 見守ることだけ 他人事じゃないけど
震える両手から伝わる想いが 僕を通して伝わればいい
僕の願いなど 二人の間から あっけなく滑り落ちた
僕の身体など どうでもいいけど あっさりと砕け散った
大丈夫だよ 君の想いは 僕にまでは届いてたよ
それを伝えられないのが口惜しいよ
お願いだから 涙を落とさないで
君の手の中でまだ震えてるよ
触れたその温度で
できることなら何だってやるよ
それが君だからに決まってる
こう見えても 割られるだけが最後じゃない
できることなら何だってやるよ
次は二人でひとつになろう
もし砕けて粉々になっても 君の手の中で再び形になれる
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