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ゆびきり
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作詞 ぺー |
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その日一つの光が
そこに足を下ろした
小さな手に僕らの夢を
抱えてきてくれた
今はまだ小さくて
ただ白いだけの光
ゆっくりと色を付けて
いつか輝くのだろう
ゆるやかに流れてく日の中で
君だけが目まぐるしく変わる
「もう少しゆっくりでいいのに」
なんて言っても分からないね
ユビキリしよう
君を守るって誓うから
今は小さな 君の足跡は
ゆっくりと輪郭を広げて行く
今日も君の声が
聞こえてくる
お気に入りのぬいぐるみと
窓際でおしゃべり
今はまだ言葉に
ならない声だけど
「サヨナラ」の意味を知り
いつか旅立つのだろう
君のすがたを見てるだけで
全てが当たり前じゃないと知る
君と同じように過ごしたから
今のパパがいるんだね
ユビキリしよう
君の手を繋いでいたいから
いつの日か君が僕の手を離して
歩き出して行くその日まで
いつか僕よりも ずっと
分かり合える友ができるだろう
いつか僕よりも ずっと
愛し合える人ができるだろう
ユビキリしよう
しわが増えても 白髪増えても
ユビキリしよう
この手が冷たく動かなくなっても
ユビキリしよう
君が道を見失わないように
僕は君の前を歩いてくから
この背中に付いておいでよ
ユビキリしよう
絶やしたくない大切な光だから
こんなにもわがままな僕だけど
いつまでも君のパパでいたい
その小さな 小さな小指が
僕の小指に追いつく日までの約束
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