|
 |
|
カリ・ユガ (Apostles of the Dark)
|
| 作詞 停波 |
|
迷妄の快楽は強調され
流血の必要性は主張され
万物の平和は宣言された
暗黒の時代である
独占され、燃料を奪われ
大道のともしびは消えつつある
種火を有する者達は四散させられ
盲信の猛火ばかりが
今や焼き尽くす火である
野獣をも家畜をも捧げ飽きた者達は
人間をも薪と為そうとしている
無言の指差しの対象は
自身の親と子とをも含んでいる
裁かれるべき者は何処か
神意を僭称する者達は
剣を片手に沈黙を破らせる
殺されるべき者は何処か
罪人は罪人を選定し
天国は世人に満たされる
最早、法は無力である
人々が一片の残り物をも齧り得ない時
如何なる説法が、如何なる法統が
絶え間無き悲嘆に応え得ようか
しかし、名ばかりの使命は
嫌われ始め、捨てられ始める
真の使命を何処かに求める者達が
何処にも在る事を知らなかろうとも
焚き付けた者達をも炙り始め
冷却の火は己が煙に眠り始める
古き守りを集合させながら
涙乾かぬ所に、血止まらぬ所に
焼き尽くす火は復活する
間も無く、神は封印される
暗黒を嫌う暗黒は輝き始める
真実が暴かれざるを得ぬ
黎明の時代である
|
|
|
