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マスメディアの夕べ
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作詞 停波 |
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時計仕掛けのマスメディア
考える隙を与えない
夜は終りに近く 満月さえ薄らか
そこにある感傷を この目は感じられる
だけど彼らの目には
常にフィルムの壁と 政治犯的利己が
覆い被さっている
しかし感傷の一切は無く
考察無き認知だけがある
時計仕掛けのマスメディア
考える隙を与えない
さて通りを歩けば
写真は天下を取り 創作の意味は失せ
またもや利己ばかりだ
そしてもったいぶった イラストがあるだけで
活字は淘汰されて 遂には侍女となった
しかし感傷の一切は無く
考察無き認知だけがある
時計仕掛けのマスメディア
考える隙を与えない
今日はもう夕間暮れ
薄らぼやけた月が 感傷を振りまいて
この目を感じさせる
だけど彼らの目には
常にフィルムの壁と レンズ越しの光景
それでは月は見えない
しかし感傷の一切は無く
考察無き認知だけがある
時計仕掛けのマスメディア
考える隙を与えない
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