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ガラスの脳
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作詞 停波 |
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空はすっかり燻し銀
心なしか犬が吠える
時に私はふっと思う
しょぼくれたノスタルヂアを
だが私の顔は老いて
語れば言葉はぐら付き
足取りはいつも千鳥だ
ただ脳味噌があればいい
ガラスの脳だけ
あればいいのです
ガラスの脳だけ
あればいいのです
年老いたノスタルヂアは
私を若々しくする
だけど少し後ろを見て
意識が遠のくのを知る
さあて麗しのお人よ
それで私はいいのです
この思ひ出だけがあれば
決して何も欲しない
ガラスの脳だけ
あればいいのです
ガラスの脳だけ
あればいいのです
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