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クリスマスは待ってくれない
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| 作詞 void |
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ふた月も前から決まってた 出張に君はまだ不機嫌で
年末進行のシワ寄せは ちっぽけな僕らをも波立てる
帰ってきてからでいいんじゃない？ 別に俺らクリスチャンでもないし
デリカシーに欠ける一言で 余計に君を怒らせてしまう
遠くの街でもこの時期の 華やぐ景色は変わらない
君から届いた着信音 一行書かれてたメッセージ
「クリスマスは待ってくれない」 この夜じゃなきゃ意味がない
人も街もやさしくなって 愛しい誰か 迎える日
クリスマスは待ってくれない 着飾るツリー見上げたら
電話じゃなく遠慮がちに メリクリとだけ 送っとこう
成田エクスプレスの終点の エキナカで待ってる君がいた
抱きしめるわけにもいかなくて ゴメンって言いつつ手をつなぐ
デパ地下はすっかり様変わり お正月気分で賑々しい
ほらねって顔した君を見て おかしくて何だか苦笑い
去年のふたりが過ごしてた 極めて平凡なイブがそう
かなりイイ線な幸せと 今ごろになって分かったよ
クリスマスは待ってくれない 夜が明けたら只の師走
誰も彼も忙しく過ぎて あとかたづけの大掃除
クリスマスは待ってくれない スペシャルデイには意味がある
ずれた時計直すみたいに ずれた歩幅も整えよう
そうだ カボチャとか食べてなかったね
来年はちゃんとやろう そのへん含めて
だけど 恵方巻は切って食べたい
それだけは譲れない どうでもいいけど
クリスマスは待ってくれない この夜じゃなきゃ意味がない
人も街もやさしくなって 愛しい誰か 迎える日
クリスマスは待ってくれない それでも君が待っていた
こんな夜も悪くはないね そう言うとまた怒るかな？
君と過ごす素敵な夜に ３日遅れの「ありがとう」
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