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群青
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作詞 静紀 |
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乾いた絵の具のように
かすれていく空
埋もれた宝の山も何時かは
塵になって捨てられるんだ
孤独とこの感情を誰に押し付ければいい?
私の辿りついた先は貴方の旅立ちの場所
貴方を感じて消えたいよ
この気持ちを伝えることが出来るのならば
私は素直になんかなりたくないよ
嘘がつけなくなるじゃない
…群青色の空に
踏み潰した目に見えない
希望の破片と
掴みかけた貴方の影
取り外されたお揃いのリング
敬い悔やんで立ち直っていく
それだけで生きられるの?私は出来ない
貴方を感じて消えたいよ
永遠の別れでも受け入れる覚悟はある
お願い一瞬だけで構わないから
嘘がつけなくなる前に
…紅蓮の血に誓おう
白紙の結末をいつも嫌悪した
私という名の色で塗りつぶしましょうか?
貴方を感じて死にたいよ
この気持ちは嘘なんかじゃないんだから
私が素直になれたとしてもきっと
嘘は吐き続けるでしょう
嘘を纏い続けるでしょう
…群青色の空に
柔らかな、群青色に包まれて
私は眠りにつく…
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