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瞬間接着剤。
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作詞 NatsumI |
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将来何をしたいの、なんて
今の俺に聞くなよ
明日何をするかも決まってない奴が
将来のことなんて
考えられるわけねーじゃんか
いつまでプーでいる気だ!
なんて言わないでくれよ
わかってんだよ自分でも
後悔したくない、ただそれだけなんだよ
後悔しないために
明日の一歩を踏み出す方角を考えてるんだ
どうしたらいい?
って親父に聞いてみたよ
でも、やっぱ参考にできないな
俺の気持ち、ちょっとは分かってくれてると思った
今のままじゃダメだろ、就職しろって
それだけかよ 親父に聞いた意味ねえや
俺のこの悩みなんて
あと何十年もしたら
ちっぽけに感じるかもしれない
もしかしたら
笑ってしまうかもしれない
でも今の俺には
いっぱいいっぱいで
どうしようもなくて
くじけそうになってんだよ
俺が存在する意味ってなんだ?
誰かに必要とされることが
人間の欲望なんだって
誰かが言ってた
ああ、たぶんそれだな
俺、必要とされてないんだわ、なんて
おかんに言ったら怒られるな
俺の足の裏は
地面に張り付いていて
踏み出そうと思っても
踏み出せる状況じゃねーんだわ
瞬間接着剤で誰かが
俺の足と今の世界を
くっつけちゃったみたいで、
無理にはがそうとすると
俺の足まで持ってかれちゃうよ
この世界から離れるなんて
そんなこと出来んのかよって
自分でも思ってるよ
おかんの言うことも
親父の言うこともわかるよ
すげーわかるんだけど
俺にも俺の
言いたいことがあんだよ
俺なりの言い分と
俺なりの理想と
俺なりの現実があんだよ
それは俺にしか分かんねえことで
無理に分かってほしいとも思わない
、、、明日の一歩は、あっちに置いてみようか。
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