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狂った世界
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作詞 龍華 |
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静かな雪の降り積もった街に
少女が一人
片手に小太刀を持っていた
少女は言った
「憎い人間などこの世には存在しなくても良い」
と…
少女の瞳は真っ赤で
顔中に返り血を浴びて
笑っている
ある少年がいた
少年の前にはさっきの少女
でもその少女からは
真っ赤な血が溢れ出ている
少年は笑みを浮かべて
笑っている
少年が言った
「こういった人間がいるから世界が狂う」
少年は銃で
少女にむかって
何度も何度も撃っていた
私の目の前には
真っ赤な血を出した
少年と少女が
静かに横たわっていた
私の片手には少女が使った小太刀
どうしようも無かった
二人の言ってることは正しい
でもどこかがおかしい…
静かな雪が降り積もった街には
もう誰の気配も無かった…
残っているのは
3人の死体と
真っ赤な雪だけが
全てを物語っているようだった
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