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夢の墓地
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作詞 飴色 |
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子供の頃描いた絵 何枚もの夢物語の絵
一枚ずつ丁寧に破る 墓を作って埋める 涙と一緒に
水面まで浮かんでは消え 数多の水泡は悲しんだ
形あるうちに何かしよう そう思ってもただ浮かぶのみ ただ消えるのみ
今日も思い描いた絵を 何度も破って奥深く
誰も掘り返さない所に 何枚も埋めていく
いずれ出来上がる物は 素晴らしい絵では無く
心の隅っこひっそりと 幾千の涙で彩られた 夢の墓地
何でも出来るって 何にでもなれるって思ってた
幼すぎた子供の夢は 誰かの一言と共に 星になった
あいつは叶えられたのに 数多の嫉妬心が渦巻いて
壊してしまう前に何かしよう そして壊してただ嘆くのみ ただ叫ぶのみ
現実と想像の混同 危険人物扱い
そんな妄想と共存 満たされぬ欲求
現実と想像の廃棄 諦めた人扱い
そんな自分と同居 鳴り止まぬ鼓動
今日も思い描いた絵を 何度も破って奥深く
誰も掘り返さない所に 何枚も埋めていく
いずれ出来上がる物は 素晴らしい絵では無く
心の隅っこひっそりと 幾千の涙で彩られた 夢の墓地
世界が押し付ける無茶苦茶と 消えていく自尊心
いずれは絵を埋め終わり そして埋める自分 夢の墓地へ
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