|
|
|
へその緒
|
作詞 A-Bee |
|
荒れた手のひらを隠して わたしは今日も生きている
医療現場で錯綜する生命をわたしは知らない
ホント言うとね 大好きなんだ きっとこの先も言わないけどね
呆れちゃうだろう なんて弱虫! わたしはわたしを見下します
「イメージと違う」 その誤差を許せずに
良かったら今度は最初から嫌いでいてくれ
あら いつの間にかやっちまった 心が 命が ほつれてらぁ
そこから染み出す 憂いが 不快感が わたしです
愛に飢えた小鳥みたいに
口あけて 歌おうか また産もうか
“悲しさ”のおかあさん そのおばあさん みんな 何かの子供
振るえ鳴く弦に みんな つながっていた つながれていた
近づいてくれて 「どうも ありがとう」
最近 覚えた言葉なんだ
ほんの一時だけだけど
一緒にいれて良かったと思う
どうぞ 皆様 ご唱和ください
生きている と 生きている と
その恐怖を 探求を
“侘しさ”の赤ちゃん そのひ孫 みんな 毎日が親
捻れいく糸に みんな つながっていた つながれていた
喧嘩の原因は
火の出所は
事件の犯人は
川の上流は
あなたに恋をした あの一瞬は
統治下で破られた元人間は
“嬉しさ”のおかあさん そのおばあさん みんな 何かの子供
振るえ鳴く弦に みんな つながっていた つながれていた
“優しさ”の赤ちゃん そのひ孫 みんな 毎日が親
捻れいく糸に みんな つながっていた つながれちまっていた
荒れた手のひらを隠して わたしは今日も生きている
あら いつの間にかやっちまった 心が 命が また身ごもった
|
|
|