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hands
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作詞 A-Bee |
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片手で我が子を守るため
もう片方で敵を払うため
もしくは両手で手を叩くため
憎しみのあまり 首を絞めるため
本当と嘘を掻き分けるため
選んでは掴み また捨てるため
何処に行くのかを指し示すため
その先で出会った人の手を握るため
僕のこの手は何のため?
あなたのその手は誰のため?
明日も会えると手を振るため
二度と会えないと涙を拭うため
大きすぎる音に耳を塞ぐため
醜く爛れた傷を庇うため
最愛の夢を突き放すため
わけもなく震える仔猫を撫でるため
美しき花を摘み取るため
そして その花を差し出すため
あなたのその手に触れたい
冷たいこの手を温めて
光が眩しくて 遮って 闇を這う 手探りで
水も砂も思い出さえも 手の内にあったのに こぼれていく
新しい色を生み出すため
それは 昨日を塗り潰すため?
それとも 今日を彩るため?
手に手を取り結んでいく
手と手とを繋いでいく
あなたのその手に触れたい
あなたのその手は僕のため
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