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Far-away me
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作詞 螺旋兎3 |
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生きてるわけでも死んでるわけでもない
僕がただここにいた頃 その人はやってきて
優しい声で僕に尋ねにきた
「君はどこに行きたい?」
僕は「一人じゃないトコロに行きたい」
そう答えた
知ってるわけでも知らないわけでもない
僕がただここにいた頃 その人はやってきて
2回目の質問を僕にした
「何かしたいことはある?」
僕は少し悩んで「人を愛してみたい」
そう答えた
すると その人は
不安そうに顔を歪ませた
「愛するというとこは
『心』をもつことになるよ
泣いたりもするし
とても壊れやすい
君にとっては
めんどうな『モノ』になるかもよ」
でも僕は『心』を受け取りました。
寂しい時は人を恋しく思えるように。
好きな人を強く抱きしめられるように。
神様もいない不自由な世界
僕は選んだんだ
神様もいない不自由な世界
僕は望んだんだ
ただ、それだけだよ
生きてるわけでも
死んでるわけでもない
陽がまた昇ってきた頃
その人はやってきて
優しい声で僕にこう言った
「もうすぐお別れだよ」
すると その人は
時間だからと必死に笑って
「泣かないでほしい
最後に見る君の顔は
笑っててほしい」
もらった心を使って
僕は精一杯
強がって下手に笑顔をつくった
すると その人は
安心したかのように
『命』と呼ばれるヒカリを
僕に渡してくれた
心臓が動き出した
神様もいない不自由な世界
僕は選んだんだ
神様がいない眩しい世界
僕は望んだんだ
ただ、それだけだよ
悲しいわけじゃない
また会いましょう…
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