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あの日にかえりたい
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作詞 oreneko |
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自分で選んだ道の先には
誰も待ってなんかいないこと
必死に辿ってきた足跡は
過去の自分のものだと サイレンが響く
そんな悲しいエピソードばかり運んで
飛んでく渡り鳥の群れ
喰えるほど美味いような道草もない
波の音だけが優しい
太陽を背負った虫の光
それに彩られた過去の女(ひと)
何故だか急に消えたくなる夜は
あの頃によく聴いてた 歌を思い出す
しゃがれた声でlovesong歌うような人生も
その喉を掻き切れば終わる
ハートの奥までクスリ漬けにしてくれよ
そんなもんで楽になれるなら
受け入れて諦めるのが
かっこいいわけじゃない
なあ 悟った目をして
無理に笑うのはよせよ
記憶の淵を泳ぐための合言葉だって
昔の青い自分のまま
だから胸の奥で今もたまに疼き出すんだろ
行き場も 生き場もない この熱が
アスピリンの痛みも小説の中だけの愛も
俺にはきっと重すぎるから
次の風が吹いたらまた歩き出すと誓うよ
背中に哀愁を張り付けて
高速に乗って 海まで走って
あの日の答えを 書き殴ってバイバイ
「なんでもない」って 「多分好きだった」なんて
「そんなもんだろ」って それしか言えなかった
あぁ それすら忘れたか
あぁ 全ての武器を持って
あの日に帰りたいんだ
あぁ 全ての武器を持って
あの日に帰りたいんだ…
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