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獣
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作詞 genjitsu |
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闇の間に浮き上がる
輪郭に沿って手を
ただひたすら撫で回し
ただひたすら悶えてる
終焉なんてものはないんだ
君が僕に委ねたのは
愚かなる肉体と ただ一つの心
無力な愛にすがりつき
のけ反る君はまるで 愛の獣
渇いた心に注がれた
熱く甘い水で崩れてしまう
流れだす本能と
騒ぎ出す煩悩とが
お互い混じり合い
お互い煮えたぎる
知ってはならない秘密を
知ってしまった僕に
襲いかかる数知れない 欲望の針山
溺れた二つの身体は
重なり合って 奇声をただあげる
「裏切り」など知る由もない
ただ相手を信じる それだけだと
あなたに伝えたいことを
僕は身体で必死に 伝えてる
無理だとわかっていても
それでも僕に合わせる 君は獣
渇いた心に注がれた
熱く甘く蕩ける僕の気持ち
飲み込んでくれ
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