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Blue Voice
作詞 genjitsu
泥混じりのアスファルトに響く
空気の鳴き声が痛い
歯がゆさにも似た感情がいま
心をハイジャックしていく

捨てられた子猫が悲しそうに
みゃあみゃあと僕を見上げる
涙を浮かべた子猫の声は
惨めに空に留まった

この悪意 胸に秘めて
誰かの悲しむ声がしても
それでもこの星は無視を続けるのかい

あなたの声は青く燃えて
僕の導火線を静かに焦がす
西の方から東の方から
今日も明日も明後日もいつまでも

神様がもし許すのなら
夜明けまでずっとこうしていたいよ
全てを知ってしまった以上
引き返すことはできない

坂道を下った先で 迷わないと呟いた
消え入りそうな声で風も答えた

どこからともなく聞こえる声は
誰のものでもない心の声
悲哀をまとった仮の姿に
惑わされては 傷つけ 剥ぎ取り 振り出しに

見なれた踏切り
まだ言えない言葉口にしたら
電車の騒音にかき消された

あなたの声は青く燃えて
僕の導火線を静かに焦がす
はぜたその声は音を立てて
喉の奥へと瞳の奥へと

祈りを添えて どこまでも

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Blue Voice
公開日 2011/04/30
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント テーマは「声」いろいろな「声」を書いてみました。
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