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Anothers
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| 作詞 E-SHOTA |
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あなたが退屈な毎日にあくびをしているいま
爆撃の恐怖におびえながら過ごしている人がいる
あなたがテレビを見て笑っているいま
屋根もない家で寒さに凍える人がいる
あなたが酒を飲み酔っ払ういま
水を得るために必死に駆け回る人がいる
あなたがその残飯を捨てるいま
飢えて死んでゆく人がいる
金がないとぼやくなかで
明日を生き抜く金も持たない人がいる
いま世界でたくさんの人が苦しんでいると
テレビは叫ぶ
100年に一度の大不況だと
新聞は叫ぶ
しかし地球の裏側では100年間ずっと
不況に苦しむ人以上の苦しみを味わいながら生きている人々がいた
誰かが誰かに恋して化粧を肌に塗りつけている一方で
見た目を気にする余裕もなく駆け回り手を汚す人がいる
地球を救う
その響きは正義かもしれない
しかし地球を救うことで助かるのは
今死にかけている人々か？
幸福を手にしながら
いったいどれだけの人が彼らを救おうとしているのか
正義を振りかざしながら
自分の周りを守ろうとしている
いま本当に必要なのはそんなことじゃない
かけがえのない命が
あなたの命と同等に輝く命が
さらに消えていこうとしている
わたしたち人間は
他人の不幸には絶えるだけの強さを持っている
自分を守るその手
その手で、世界を救えるか？
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