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過去---
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作詞 MI-KO |
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「泣き虫」ってよく言われた。
だから必死で泣くのをこらえた。
あなたの前で泣かないように、
あなたに嫌われないように。
満員の地下鉄。
ぎゅうぎゅうの隙間に心が詰まる。
新しい生活、新しい毎日。
新しいものが増えていく度に
過去が積み重なっていく。
あなたといた毎日は本当なのに
嘘みたいに消えてなくなってしまう。
小さな思い出にしがみついてるのは私だけ。
「忘れなきゃ、」頭の中で繰り返す。
手だってつないでない、
何にも言ってないから
ただの私の片思い。
机を並べるだけで嬉しくて
ただの子供の恋愛。
今さら気づいたあなたがこんなにも好きだったこと。
流れ流れる日々に
いつの間にか逆流してしまう。
新しい環境、新しい友達。
新しいものに慣れていくのが少し怖い。
だってあなたといた毎日は本当だったのに
思い出に変えるなんて出来ないよ。
小さな思い出にしがみついてるのは私だけなのに。
「忘れなきゃ、忘れなきゃ」声にだして言う、
それでも浮かぶあなたの姿。
どんなに思っても、過去には戻れないのに
「忘れたくない。」
それでも願ってしまう、もう一回あなたに会いたい。と
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