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風船ごっこ
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作詞 rizu |
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気を抜いたら手からするりと遠ざかって
空を見上げれば もう手遅れで
ふわりと飛んでいったずっと遠くへ
しっかり握りしめていたつもりだった
街は薄暗く ひとり歩き
何にもならない携帯握りしめて
今夜も帰るところはただ暗くて 空っぽの場所
メールも写真もあなたのメモリーも
全部消したはずなのに
思い出の中でやさしいあなたは
ずっとここから消えない
後ろを振り返ってばかりだから
見えない目先につまずく
遠く遠くに見えなくなるまでずっと
見つめれば 見つめるほど
手が届かないというこの現実を
受け止めるしかないってことに気づくんだ
ひとりここから 抜け出せず
どうにもならない過去握りしめて
この思いも笑い飛ばせるときが来るなら なんて空想
恋も愛もやさしい言葉も
全部ウソだったのに
今もまだ忘れられないわたしは
弱虫だって言うかな?
思い出を大切にすることは
そんなに悪いことじゃないよね
だってそれは私を支えた宝物だから
忘れる必要もない
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