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マネキン
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作詞 羽楽音 |
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壊れそうな空気圧
薄紫の遠い雲
都会の夜は不気味だ
崩れそうなこの体
闇にうずめたこの心
無人の夜をさ迷う
ここに屋根はない
僕に傘はない
見上げたら
何かが降ってきた
勝ち組達は成金
その姿はマネキン
役に立たない避雷針
イタズラに焼かれたビル
転落は簡単に
させたし させられた
人だった…
僕はただの通行人
剥がれそうな窓ガラス
科学物質のゴミ捨て場
住宅街も不気味だ
変える家はない
僕に金はない
足元に
何かが落ちていた
負け組達は殺され
その姿はマネキン
お腹の中はからっぽで
投げ出され散らかる脳
裏切られ殺されて
自殺者と 偽装され
人だった…
僕はただの通行人
きっと僕もマネキン
自分こそがマネキン
何かが降ってきた
勝ち組達は成金
その姿はマネキン
役に立たない避雷針
イタズラに焼かれたビル
転落は簡単に
させたし させられた
人だった…
僕はただの傍観者
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