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養鶏場
作詞 永流
想像していた以上に君は儚い
雑草より深い地に根を張り粘る
想像していた以上に僕は幼い
感情論者若しくは唯の着ぐるみでしかないんだ
暗いんだ 深いんだ

幼少の頃遊んだ細い径
葛藤に負けそれは複雑に入り組んでいた
雄弁に罵倒する友の影の中
滑走路まで僕を運んでくれたその声の主は
不可思議な 神話

ルナニナトオ

瓦礫の下の七面鳥は
彼を探して旅に出たんだ
拾い集めた小石も消して
凍りつくまで舵を取るんだ


想像していた以上に恋は儚い
祭壇の辺落ちたコインに意思はないんだ
愛想の果て耳鳴りのような弔い
流刑の歌何度も繰り返して覚えてきたんだ
荒んだ 時代だ

瓦礫の下の七面鳥が
夢に出てきてこういったんだ
雨漏りならば明日に直して
今日はひとまず床に就こうか


今までどれだけ生きてきたんだろう
これからどれだけ死んでいくんだろう
声が枯れるまで歌っていられるの
パパママジジババ追っていくんだよ
これから逃れる術はないんだよ
迎えにいく必要もないってのに、ああああああ


瓦礫の下の七面鳥が
君と重なり僕を呼んでも
雨漏りのひどいアパートじゃ
外に出る気にもなれないんだ
瓦礫の下の七面鳥は
夢の中ではびしょ濡れだった
どこから来てどこに帰るんだ
知る頃にはもう君は居ない

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 養鶏場
公開日 2011/06/05
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 開設の必要な歌詞に、敢えて。七面鳥は死の使者的な。幼馴染の彼女を自殺でなくし、拾い上げるように、断片的に思い出を蘇らす男。もっと言えば、雨漏りは涙で。
永流さんの情報













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