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樫の森
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作詞 N. |
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横たわる河は僕を拒む
もう慣れてしまったんだ
木苺をかじって舌が痺れた
独りぼっちで自分いじめ
太陽は無言で僕をなじった
暗い静かな森に射す
黄金色の光を受け入れられたならば
この瞳に捉える凡てを
素直に映し出すことができるのかなぁ
道端の花が僕に笑う
何故だか恥ずかしくて
視線を逸らしてつばを飲み込んだ
独りぼっちでどうどうめぐり
星たちは奇麗に光ってみせた
樫の木が揺れてふわりと思い出す
記憶と心が交差する地点
あやふやな温度が僕を惑わした
暗い静かな森に射す
白銀の光を受け入れられたならば
この瞳が溢した泪を
大河に流して忘れられるのかなぁ
もう少しで行くから もう少し歩くから
待っていて そこで 待っていて
今、もう 抜け出せるよ
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