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コントラスト
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作詞 N. |
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上を見上げて空と対峙すると
眼の中に白い妖精が飛び込んできて
少しびっくりしたあたしは眼を瞬かせた
その可愛い形を溶かしてまで
汚れた地上を覆い尽くし隠すのね
真っ白な冷たさに
とてもとても綺麗な赤い赤い林檎を放り投げれば
ほうら血飛沫派手に上げ
鮮やかな殺人の出来上がり
笛が聞こえて手錠を外した
眼でも耳でも口でも感じられないけど
手で触れたら確かにそこにあったの 凶器
「これをどう扱うかは君次第さ」
置き手紙の差出人は誰かしらね?
真っ白な静けさに
とてもとても綺麗な赤い赤い狂気を捻じ込めたなら
ほうら血飛沫派手に上げ
鮮やかな殺人の出来上がり
美し過ぎる
影、蔭、翳、景、陰、
全て隠して 白い闇に
一つ残らず溶かしてしまえ
真っ黒な瞳の奥に
とてもとても綺麗な赤い赤い狂気がちらついていて
白い頬によく映えるわ
鮮やかなコントラスト 焼き付けて
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