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素直
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作詞 N. |
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片っぽどっか行った靴下
先っぽ欠けた短いえんぴつ
素直になれないままのわたし
この部屋には役立たずばっか集まってる
ねぇ
午前三時ちょうど 時計の針がさす
寸足らずのカーテンから見える星空
嫌味にきらきら光ってわたしに
見せつけようとする一等星たち
カーテンをそっと閉めた
のっぺらぼうで愛想ない壁紙
見つめてたらなんだか悲しくなってきて
ねぇ
素直になりたい
いらない台詞考え尽くした
一言言ったら済むことなのに
喉の奥で消えてく言葉
このままだとわたしパンクしちゃいそう
窓を思い切り開けて風を吸い込んだ
きらきら光る星たちをわたしも
美しいと思えたら
自ら心を閉じて
拒みつづけた愛想ないわたし
延べられたあなたの手をそっと握ること
ねぇ
わたしできるかな?
素直になれるかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
外はもう薄明るくなって
夜が朝焼けに染められてくよ
素直になれなかったわたしも
この綺麗な光をそのまま受け入れられるの
ほら
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