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星辿る、君辿る
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作詞 N. |
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昔から人は星空に癒されてきた
涙を流したい時も 誰かを愛した時も
その輝きにいろんな想いを重ねた
今僕はそれさえも根こそぎ摘み取って
ゴミ山と一緒くたにして綺麗な光を煤で汚した
君の眼の奥で光っていた
醜いもの 美しいものを
薄っぺらい言葉で僕が壊していた――
それに気づいた今、謝るべき人はもういない
とびっきりの可愛い顔で駄々をこねたり
かと思えばわざと冷たくあしらったりした君
ちょっと鬱陶しくて でも愛しかった
その近すぎる愛に僕は気付けなくて
冷たく突き放した先に待っていたのは崩壊だった
君の眼の奥で光っていた
涙を流させたのは僕
「あなたの想い出は綺麗なままがいいの」――
そう言って君は悲しい背中を僕に向けた
頭の中で君を描いた
可愛い顔で微笑んでいて
またやり直したいだなんて言わないけど――
僕を許してほしいだなんて言わないけど――
笑顔の君と輝いてる星をそっと重ねた
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