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Kiss
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作詞 修 |
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仕事帰りの歩道橋 あの頃からのケータイ
静まり返る深夜に 沈黙を破った
着メロという泣き声を上げて
身震いを起こして 俺を呼ぶ
電話の主は 今はいない彼女の母親
「あの子が病気で苦しんでるの
お願い 来て」
財布だけ抜いて カバンを投げ出し
必死になって駅へ飛ぶ
電車に乗っておよそ5時間 ようやく目的地
数年前にここに渡った 彼女を思い出す
彼女が待つ 病院へタクシーに乗って
ようやく彼女が寝る 病院に辿り付いた
数年前の 君の顔とは
全然違うやせた顔
今にも死んでしまいそうな目で
僕を見つめて・・・
涙を浮かべて 見つめ返して
あのときの青臭い 台詞を小さくこぼした
「『さよなら』じゃなく『また会おう』だろう
なんで『さよなら』しようとするの」
君の紫の唇に Kissして・・・Oh-
忘れないよ 君が居たってことを
言わないよ 「さよなら」なんて
信じてるよ また天国で会えるってことを
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