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存在神隠し
作詞 雪之城朱雀
誰も居ない部屋
蹲っている僕
嘲笑う君

色づいた桜はモノクロの世界に落ちて
そのやけに紅い花弁で踊る
まるでこちらにいらっしゃいとでも言う様に
でも僕は行けないよ
僕は存在を神様に隠されたんだから

寂しいから泣いてる訳じゃないよ
只なんとなく泣きたくなったの
神様っていい加減だね
存在を隠すのに感情をそのままにしておくの

別に面白いから笑ってる訳じゃないよ
君が笑っているから僕の笑っているだけ
それでいいでしょ?ねぇ神様
僕の存在は隠されているから
感情を持ってても気づく人なんか居ないんだもの

コロコロと転がったのは僕の心
居場所無くして困ってる
でも僕にはどうしようもないよ
だって存在を隠されていて手出し出来ないんだから

グラグラと歪んだ世界で
僕も共に歪み果てようか
でもそんな事しなくてもいいよね神様
僕は存在を隠されているんだもの

ねぇ神様
僕が存在を隠されているのは
僕が望んだからなんだよね?
だから僕は嫌だって言わないんだよね?

行き着く場所など何処にも無い
果て行く場所など何処にも無い
でも良いよ
僕は存在神隠し
神様に存在を隠された哀しい人間なんだもの

僕は存在神隠し
神様に存在を隠された愚かな人間なんだもの

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 存在神隠し
公開日 2007/02/07
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 此処居るけど此処に居ない。
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