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翼望
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作詞 (株)リアリガ |
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かごの中じゃ飛べなくて 空を眺めるだけだった
与えられてばかりで それに満足して笑ってた
成すがままの現実に なき叫んで疲れ果て
しゃがれた声で歌った 恨みと嫌悪の醜態だ
光の向こう側に 音が並んだんだ
それが妙に気持ち悪くて 掻き毟りたい衝動
飛べなくなった鳥たちが 託した一片の羽根
醜い斑模様の翼になってはばたいて
あの大空をどこまでも 高く舞い上がったなら
僕は笑って手を振るよ 落ちるように願いを込めて
自分勝手な欲望の 風に流され失速した
そんな重い翼では 墜落なんて目の前だ
僕らはそれを見るなり また羽根を一つ抜き取って
飛び立ちそうな雛に 同じように託すんだ
聞き飽きた言葉 覚えのある音
それが妙に嬉しくなって 誰か早く共存を
飛べなくなった鳥たちが 託した一片の羽根
醜い斑模様の翼になってはばたいて
もう二度と飛べないくらい 傷ついてしまったなら
僕は優しい言葉を言おう 二度と飛べないように
別に虚しいとは思わない ほら今日も誰かが失墜だ
同じ気持ちの僕たちは また笑ってそっと企んだ
飛べなくなった鳥たちが 託した一片の羽根
醜い斑模様の翼になってはばたいて
あの大空をどこまでも 高く舞い上がったなら
僕は笑って手を振るよ 落ちるように願いを込めて
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