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雨 街
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作詞 ねこでこ。 |
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それは
赤く染まる林檎のように
白く濁った雲のように
眠りにつく街のように
全ては 終わりを受け入れる
花弁のように
ざらつくアスファルトの上を
滑ってゆく カラダと ココロ
髪とカラダを濡らしたまま
渇いた脳(あたま)で
君を探した
押し潰されそうな 時間を
雨音で 雑に隠した
言葉は全て
街に 埋もれてゆく
この星も月も夜も
このカラダもココロも
全ては君の為にあった
小さな部屋の中で
明かりを消して 瞳を閉じた
君の落とすような 微笑は
私を創る 力もあったし
私を壊す 力もあった
消して 消して
明かりを 街を
光を 夜を 空を
路を 導を 私を
幻想すら 焼き捨てて
情景なんて この手で壊す
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