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せのび
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作詞 溜 |
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なれない手つきで ほんのりチーク
もう時間だけど 手は抜けないわ
ふくれっつらもいいかもしんない
無理してはいた ピンヒール
いつのまにかできた くつづれ
何枚も何枚も ばんそうこうを重ねて
痛みなんて これっぽっちも感じないのよ
あくびをした午後の 君の背中
細くて少したよりないけど
雨ふり おはよう 待ち合わせ
次は遅れないで行くから 待ってて
春に誘われた 別れ時
君にもずいぶん 会えなくなる
泣きっつらはよくないわ
ばんそうこうの下 なんだかうずき出す
背の高い君にキスをねだる せのび
ぎりぎり触れる 「さよなら」をおでこに
忘れないで ねぇ 忘れないでね
忘れないで ねぇ 忘れないでよ
喉ごしさわやか 青春はひかる
せのびしたぶん 大人になるの
春風が薫る 次逢うそのときは
遅れないで行くから だから
またね
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